Y.MORI

研究開発の意図をくみ取り、
必要な情報を必要な精度で届ける特許調査を。

04 情報センター部門 知財調査部2G Y.MORI 化学・材料分野の特許調査

経歴
1998年 素材メーカーに入社、無機材料開発に従事
2003年~2019年 化学メーカーにて調査業務(特許・非特許)に従事
2020年~ 三菱ケミカルリサーチ入社
得意領域
化学・材料分野における調査。研究開発初期の技術動向調査から、出願前調査、無効資料調査、パテントクリアランスまで幅広く対応します。

三菱ケミカルのScience & Innovation Center(SIC)を中心とした調査依頼に対し、有機・無機材料分野を軸とした特許調査を担当しています。研究開発の分野やステージごとに最適な調査アプローチを設計し、案件ごとに柔軟に対応しています。

調査のスピードと品質、
そして認識合わせを重視しています。

Y.MORI

三菱ケミカルでは、有機・無機・高分子・バイオ・生産技術など多様な領域にわたる研究開発が進められており、SICにおいてもこれらを横断する幅広いテーマが日々生み出されています。そのため、調査対象は材料そのものにとどまらず、その用途や応用分野にまで広がり、化学領域に加えて機械・電気・情報分野を含む複合的な観点が求められます。

このような環境では、技術の高度化・複雑化に伴い、調査のスピードと品質の両立に加え、依頼者との認識ギャップをいかに最小化するかが重要な課題となります。調査業務においては、依頼者の意図を正確に理解し、適切な検索戦略に落とし込むこと、限られた時間の中で必要十分な情報を提供すること、調査結果を意思決定に活用しやすい形で整理することを重視しています。

対話を通じて、調査の目的と活用シーンを明確にします。

Y.MORI

認識ギャップとしては、「網羅的に調べたい」のか「意思決定に足る根拠が得られればよい」のかといった目的レベルの違い、得られた結果の活用場面に対する認識のずれ、スピード・精度・網羅性などの優先順位に関する期待値の差などが挙げられます。これらは手戻りや過不足のある調査の要因となります。

こうした課題に対し、ヒアリングを通じて調査の背景・目的・活用シーン、求められる粒度や優先度を丁寧に確認しています。また、研究者との距離が近い環境を活かし、対面でのコミュニケーションを積極的に取り入れることで、文面だけでは把握しきれないニュアンスや依頼の真の意図を捉え、調査方針や納期に関する合意形成を円滑に進めています。

目的志向の調査設計で、
知財戦略に資する情報提供を目指します。

Y.MORI

技術理解と実務経験に基づき、目的志向で調査を設計・実行できる点が私の強みです。研究開発部門での経験を活かし、技術内容を構造的に理解した上で検索戦略を構築するため、表面的な理解にとどまらず、「何を押さえれば意思決定に有効か」という観点で調査を設計します。

調査の過程では仮説と検証を繰り返しながら精度を高め、目的に対して最短距離で到達することを意識しています。加えて、自身が調査を担うと同時に、調査の進め方や考え方をチーム内で共有し、品質の平準化と業務効率の向上を図っています。

今後は、依頼者との認識合わせの精度をさらに高め、調査初期段階で目的・優先順位・活用シーンをより精緻に言語化することで、手戻りのない効率的な業務推進を実現します。生成AIをはじめとする新しい技術も適切に活用しながら、調査の質そのものを高め、より付加価値の高いサービスの提供を目指します。